アラウーノのターントラップ方式の評判は!?

パナソニックのタンクレストイレ「アラウーノ」の排水は、業界唯一の可動式「ターントラップ方式」です。モーターで排水用のゴム管を上下(ターン)させます。固定式の排水トラップがトイレ業界の常識、という中で、その常識に真っ向から立ち向かったパナソニック。ただし、機械作動なので故障やクレームを心配する口コミも!?ターントラップ方式の評判をまとめてみました。

トイレの排水トラップの役割は?

排水トラップは、下水道や排水管の臭いや、害虫の侵入を防ぐための仕組みです。トイレの排水管の途中で水を貯めておき、排水管を塞ぐことで、臭いの逆流などを防ぎます。

排水トラップがないと、臭くて鼻をつまんでしまいます。

トイレの排水トラップは、固定式が業界の常識

便器といえば陶器、というのが、一般的なイメージです。衛生陶器は、石や粘土などの原料を使って便器の形に成形し、最終的には高温のトンネル窯で焼いてつくりますので、便器の一部として設計される排水トラップは固定式というのが、トイレ業界の常識でした。

パナソニックが開発した可動式の排水トラップ「ターントラップ方式」

その常識に真っ向から勝負を挑んだのが、パナソニック(当時の松下電工)です。開発当時は、洗浄水量が13Lや8Lのトイレが主流で、更に節水を実現するために、水を流す時だけ排水トラップを下に動かせば、重力に従って水が流れるので、より少ない水で洗浄できるのではないか、という発想で、可動式の排水トラップ「ターントラップ方式」を開発しました。

ターントラップ方式は、モーターでジャバラの排水管(ゴム管)を上下に動かします。排水管が上を向いている時は、水が貯まっているので、下水道の臭いの逆流や、害虫の侵入を防ぐことができます。用を足して洗浄ボタンを押すと、排水管がターンして下を向くので、重力に従って、水や汚物が流れます。その後、更にターンして排水管が上を向き、水が貯まる、という仕組みです。

ターントラップの耐久実験は100万回以上。約100年相当の使用を想定。

モーターで作動させる可動式、となると、特に気になるのは耐久性。モーターが故障して排水管が動かなくなったらシャレになりません。そのため、開発当時、約100年相当の使用にあたる、100万回以上の耐久実験を行ったそうです。

ターントラップ方式のアラウーノは、2015年度中に累計100万台に!?

ターントラップは1998年に認可を受け、実用化されてから既に15年以上経過しています。正確な数字は不明ですが、ターントラップ方式のタンクレストイレ「アラウーノシリーズ」の出荷台数が、2015年度中に累積100万台となっていることからも、ターントラップ方式のトイレの実績はかなり豊富と考えていいのではないでしょうか。

ターントラップ方式を採用したパナソニックのアラウーノシリーズは、売れ行き絶好調。

ターントラップ方式について、口コミや評判はかなり少ない。

モーターの故障などを心配する口コミや評判は、若干ありました。モーターの経年劣化で、部品を交換したケースなどもあるようです。ただ、出荷台数の実績を考えると、ターントラップについての口コミや評判はかなり少ない印象です。

ターントラップ方式の良いところは、洗浄音が比較的静か。

ターントラップ方式では、モーターで排水路を回転させて貯まった水を排出するため、従来型の便器と比較して洗浄音が静か、というメリットがあります。最近は各メーカーとも洗浄音のデータを積極的に公開していないようですが、ターントラップ方式のアラウーノシリーズの洗浄音は、パナソニック公表値で約55dB。従来型のトイレの洗浄音は、おおよそ約70dB前後とのことです。
尚、ターントラップ方式の特徴として、排水管で「ピタ」「ぴちゃ」などの音が発生する場合がありますが、取扱説明書に記載がある通り、故障ではありません。水が流れた後、便器の封水を確保する(水を貯める)ために、配管内部の水が若干あふれる仕組みになっているため、排水管で音が発生する時があるとのことです。

節水性は、固定式の排水トラップでも、ターントラップ方式でも変わらない。

元々、より少ない水で流せるように、とのことで開発されたターントラップ方式ですが、TOTOやLIXIL(INAX)の固定式排水トラップのトイレと、節水力は変わらず、ほぼ互角といえます。

【まとめ】排水方式はあまり気にせず、デザインや使い勝手、清掃性などの観点で選びましょう。

ここまで書いておいて何ですが、固定式排水トラップはもちろんですが、ターントラップ方式のトイレも100万台近く出荷された実績を踏まえると、排水トラップの方式はあまり気にせずに、デザインや、ウォシュレットの使い勝手、お手入れや清掃性などの観点で、好みのトイレを選ぶといいのではないでしょうか。

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