焼き網がない!?新発想のノーリツ「マルチグリル」

ノーリツの新発想グリル「マルチグリル」

ノーリツのハイグレードコンロ「プログレ」「スマートコンロ」の2機種は、「マルチグリル」という新発想のグリルを搭載しています。

ノーリツ ビルトインガスコンロ プログレ ノーリツ ビルトインガスコンロ スマートコンロ

マルチグリルは、焼き網がないグリル

ガスコンロのグリルで定番の使い方といえば、「魚を焼き網で焼く」。ただ、ノーリツのマルチグリルには焼き網がありません。そして、グリルの底の部分に、温度センサー付きのバーナーがあります。

マルチグリルでは、焼き網の代わりに、「プレートパン」と「キャセロール」という、マルチグリル専用の調理器具を使います。

食材を焼いたり、あたためる「プレートパン」

プレートパンは、薄いフライパンのような浅型の調理器具です。マルチグリルの底にある下火バーナーで加熱して、プレートパンに置いた食材を焼いたり、温めたりします。

普通にフライパンで調理するのと変わらない気がしますが、グリルには上火バーナーも付いていますので、上方向から食材を直火で焼ける点が違います。

煮込む、蒸し料理に使う「キャセロール」

キャセロールは、フタの付いた深型の調理器具です。煮込み料理や、蒸し料理に使います。

自動で焼きあげてくれる「オートメニュー」

マルチグリルを搭載している「プログレ」「スマートコンロ」には、「オートメニュー」という機能があります。食材をプレートパンに置いて、グリルの中に入れて、メニューと火加減を選ぶと、自動で調理してくれます。

メニュー

  • トースト
  • 鶏もも焼き
  • ホイル焼き
  • 魚:切り身
  • 魚:姿焼き

火加減

「オートメニュー」と「オートグリル」の違い

「プログレ」や「スマートコンロ」よりも安いミドルグレードの「ピアット」にも、オートメニューと似たような「オートグリル」という機能が搭載されています。「焼き網で魚を自動で焼く(切身、姿焼、干物の3モードあります)」、「グリルプレートでトーストを自動で焼く」機能です。

オートメニューにある「鶏もも焼き」「ホイル焼き」のメニューは、オートグリルにはありません。また、オートメニューは「マルチグリル(プレートパン)」、オートグリルは「焼き網(魚)」「グリルプレート(トースト)」を使います。

「オートメニュー」の注意点

オートメニューは、全てを自動で調理してくれる、という訳ではありません。

ノーリツの「マルチグリル Cooking Book」を見ましたが、火加減の選択が意外とむずかしいかな、という印象を受けました。例えば、「魚:切り身」を選択した時の、火加減の目安は次の通りです。

  • 強 太刀魚切り身 1〜6切
  • 中 さば切り身/鮭切り身 1〜6切
  • 弱 ぶり照り焼き/さわらのみそ漬け 1〜6切

他の魚を焼く時は、どの火加減を選べばよいのかが書いていないので、最初は「弱」や「中」で試しながら、自分で最適な火加減を見つける必要がありそうです。

煮る、蒸すなどの調理方法を選べる「調理モード」

マルチグリルで調理器具(プレートパン、キャセロール)を使って調理をする時に、「調理モード」から調理方法を選びます。プレートパンの調理モードは3つ、キャセロールの調理モードも3つあります。

プレートパンの調理モード

  • 焼く
  • あたためる
  • ノンフライ

キャセロールの調理モード

  • 煮る
  • 蒸す
  • パン

調理モードの使い方

モード、加熱時間を選びます。プレートパンの調理モード(焼く、あたためる、ノンフライ)では、火加減も選ぶ必要があります。

グリルタイマーの付いた従来型コンロとあまり変わらないような気もするのですが、マルチグリルの下火バーナーは温度センサーが付いていて、調理方法ごとに最適な温度に自動調節してくれるのが特徴のようです。

調理モードは、オートメニューのような自動調理機能ではありません。

マルチグリルのメリット

お手入れのしやすさ

マルチグリルの一番のメリットは、お手入れのしやすさだと思います。

マルチグリルの庫内はフラットで、グリルの底面や側面を吹きやすい形状になっています。従来型のグリルの左右にあるバーナーが、マルチグリルにはないので、特に側面の掃除がしやすいようです。

従来型グリルでは、焼き網とグリル受け皿の二つを洗う必要がありますが、マルチグリルは、プレートパンだけを洗えばOKというのもラクですね。

ただ一つ気になるのは、下火バーナーとその周辺です。上火バーナーだけでなく、下火バーナーも取り外しができないので、もし汚れた場合にはお手入れが大変そうです。

マルチグリルのデメリット

意外と手間なのでは?

「マルチグリルを使えば、これまでのグリルではできなかったような、煮込み料理や蒸し料理ができる」。これ、一見いいなぁと思ったのですが、よく考えると、普通に圧力鍋で調理するのと何が違うのでしょうか。

例えばレシピにある肉じゃがですが、じゃがいもの火が通ったか、竹串で差して確かめたりするのですが、マルチグリルの場合はこういった確認はしないで、加熱時間だけを設定して後はお任せなんですよね。使ったことがないので何ともいえないのですが、加熱時間の設定が短くて火がしっかり通っていなかった場合は、追加で加熱しなければならないとなると、実は手間なのかなと思いました。いちいちグリルを開けて、キャセロールのふたを開けて、そしてレシピに書いてあるアルミ蓋も開けて、仕上がりを確かめる。だめならもう一度設定して、さらに加熱。考えただけで面倒です・・。

あと、グリルの中に入るサイズのプレートパン、キャセロールだと、たくさんの量をつくることができません。

ノーリツの「マルチグリルCooking Book」を見て、自分なら使いこなせそう!という人には、マルチグリルはいいのかもしれませんね。ただ、自分は、グリルでは「焼く」、「あたためる」ができる普通のグリルでいいな、と思いました。万能なグリルでも、使いこなせなければ意味がありませんので。

まとめ

マルチグリルが搭載されているスマートコンロもプログレも、定価は30万円くらいします。正直高いです。マルチグリルを使って調理をしてみたいと言う人ならいいのでしょうが、自分はあまりマルチグリルに魅力を感じないので、スマートコンロやブログレといった高級コンロは必要ないかな・・と思います。

ノーリツ ビルトインガスコンロの特徴とおすすめ機種をまとめた記事はこちら >

ガスコンロを交換する前に >

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