ノーリツ ビルトインガスコンロの特徴とおすすめ機種

ノーリツ製のビルトインガスコンロの特徴と、個人的におすすめだと思う機種を紹介しています。

ノーリツのビルトインガスコンロの特徴 

親水アクアコート

ノーリツのガラストップ天板のコンロには、天板表面に親水アクアコートというコーティングが施されています。これは水に馴染みやすい親水性のコーティングで、料理をしていて天板が汚れた時、水を垂らすと、親水性の天板と水が馴染んで汚れが浮いてくるので、汚れが落としやすくなるというものです。

コーティングなので、スクレイパーなど硬いもので天板の汚れをガリガリやると、コーティングが剥げ落ちてしまうかもしれません。親水性のコーティングが施されていても、焦げ付きに強いわけではなさそうなので、焦げついた時はどうすればよいのか、機会があればショールームに行って聞いてみたいと思います。

グリルクリーンモード

グリルでさんまなどの匂いの強い食材を焼いた後、さらにグリルでトーストや野菜を焼きたいけれども、グリル庫内のさんまの匂いが気になるという場合に、さんまを焼いた後、グリルクリーンモードにすれば、グリル庫内の匂いを自動クリーニングしてくれます。

ちなみに、ノーリツのカタログには、グリルクリーンモードを使うと匂いが半減するというデータもあるのですが、条件が、さんまの開き3枚を10回焼いた後で、食パンを2回焼くというもので、現実的にこのような使い方はしないんじゃないかな?と思いました。

マルチグリル

このマルチグリルは、個人的にすごいな、と思った独自の技術です。新しいグリルの使い方の提案といった方が正しいかもしれませんね。

ガスコンロのグリルといえば、焼き網で魚を焼くものというイメージがありますが、ノーリツのマルチグリルには焼き網がありません。その代わりにグリルの底にバーナーがついています。オプションのプレートパンやキャセロールを使って、このバーナーで食材を焼いたり煮たりします。

コンロのバーナーでフライパンで魚を焼くのと何が違うのか、一見よくわかりませんが、グリルの上部にもバーナーがあって、上下から直火で食材を焼くことで、美味しく調理できるということらしいです。あと、温度センサー付きのバーナーなので、細かな温度設定ができ、色々な料理を作ることができるようです。

毎日、焼き網で魚を焼く人は、お手入れが面倒ですし、そこまで多くないと思います。手軽にグリルで料理をしたいライトユーザーにはオススメのグリルです。

おすすめの機種

ノーリツのビルトインガスコンロの中で、個人的におすすめだと思う機種です。

エントリーモデル:メタルトップ

ノーリツのビルトインコンロの中で最安値の機種です。リンナイの最安コンロもメタルと名前が同じなので、少し紛らわしいですね。

メタルトップは以下の3機種あります。

  • N3GN2RSQ1(L/R) 73,000円(税別)
  • N3GN2RJTQ1(L/R) 85,000円(税別)
  • N3WN5RJTQ1(L/R) 105,000円(税別)

3機種ともに、W高火力バーナーではありません。右バーナーか左バーナーのどちらを高火力バーナーにするのか、選ぶ必要があります。品番に(L/R)とありますが、左バーナーが高火力の場合はN3GN2RSQ1L、右バーナーが高火力の場合はN3GN2RSQ1Rとなります。ちなみにリンナイのメタルトップは一番安い機種でもW高火力バーナーです。

天板はホーローです。ガラストップのような見た目の高級感はなく、値段相応という感じです。リンナイのメタルトップも同じくホーロー天板です。

グリルは、N3GN2RSQ1(L/R)とN3GN2RJTQ1(L/R)が無水片面焼きグリル、最上位機種のN3WN5RJTQ1(L/R)は無水両面焼きグリルで、グリルタイマー機能が付いています。これもリンナイのメタルトップと同じです。

コンロ調理タイマーは、N3GN2RJTQ1(L/R)とN3WN5RJTQ1(L/R)に付いています。リンナイのメタルトップも同じです。

販売価格が安ければ、安さ重視でノーリツのメタルトップという選択肢もあります。ただ、同じくリンナイの最安値ビルトインコンロ「メタルトップ」は、W高火力バーナーを搭載していますので、販売価格が近ければリンナイのメタルトップがおすすめです。

ベーシックモデル:ファミ

ベーシックモデルになると、デザイン性が少し上がりますね。ライバル機種は、リンナイのマイトーン、パロマのセレクションシリーズあたりになります。

ファミの天板は親水アクアコート付きのガラストップ天板です。メタルトップにはなかった、天板幅75cm機種もあります。ガラストップ天板の75cmは、高級感があっていいですね。

ファミには、ダブル高火力バーナー、揚げ物温度調節、水無し両面焼きグリルなど、便利な機能が一通りついています。

別売りオプションのグリルプレートを使えば、グリルプレートでピザやトーストを焼くことができます。

ただ、リンナイのグリルプレートは魚焼きやノンフライ調理、揚げものの温め直しにも使えるのですが、このノーリツのグリルプレートは魚焼きや揚げものには使えないようです。。。素材の違いでしょうか?

グリルプレートには、標準グリル用と、ワイドグリル用の二種類があるので、間違えて購入しないように注意してください。

あと、ファミには、魚を自動で焼いてくれるオートグリル機能がついています。姿焼、切身、干物の三つから選んで、火加減を強め、普通、弱めから選ぶと、あとはグリルが魚を焼いてくれます。魚の種類や大きさ、本数によって、火加減や焼き網への置き方が異なるので、慣れるまでは取扱説明書を見ながら使うことになると思います。その意味では完全に自動ではないですが、それでもほぼグリルにお任せできるので、焼き魚が好きな人には便利な機能です。

オートグリルや温度設定、タイマー設定をする操作部は右側にあります。

右コンロとグリルの所に時計のマークがあります。ファミは右バーナーとグリルでタイマー機能が使えます。

ちなみにリンナイのマイトーンは、左バーナー・後バーナー・グリルでタイマー機能が使えます。そして操作部が左右に分かれています。

微妙な違いかもしれませんが、「操作部はまとまっていた方がいい」という人もいれば、「左右分かれていた方がいい」という人もいるかと思います。大半のハイグレードコンロの操作部は左右にありますが、左右分かれていれば使い勝手がいいかというと、それも人それぞれです。ここは実用面、使い勝手を重視して決めると良いかと思います。

ミドルグレード:ピアット

ミドルグレードのピアットになると、ぐっとデザイン性が上がり、高級感が出てきます。同じくミドルグレードのリンナイ リッセと比べても、ピアットの方が大人でオシャレな雰囲気がありますね(リッセはどちらかというと、可愛らしさを狙ったデザインだと思うので、比較すること自体間違っているのかもしれませんが・・・)。

ファミと同じく、ピアットも親水アクアコート付きのガラストップ天板です。一応、アルミトップ天板も1機種だけあるのですが、カラーラインナップが充実しているガラストップ天板を選んだ方が無難だと思います。

特徴的なのは、ミドルグレードの価格帯なのに、ホーローごとくだけでなく、ステンレスごとくのモデルがあります。それぞれのメリット・デメリットについては『ガスコンロの五徳(ごとく)はステンレス?ホーロー?』をご覧ください。

ファミとの大きな違いは、コンロ前面の操作部です。ファミは昔ながらの形をしていますが、ピアットはコンロの点火や火加減を調節をまん丸のボタンでやります。ボタンを押すと火がついて、ボタンを左右に回すと火加減が調節できます。コンロを使っていない時は、ボタンがしまわれてほぼ平坦になりますので、見た目がすっきりします。

ピアットには、オートグリルを二回連続使える、連続オートグリル機能がついています。大家族でたくさん魚やトーストを焼きたい、違った魚を焼きたい、という時に便利な機能です。この機能は、ノーリツのビルトインガスコンロの中ではピアットにしか搭載されていません。

グリルは、ファミよりも少し広いワイドグリルです。冷めてしまった焼き魚、揚げもの、焼き鳥を温めるオートあたため機能も付いています。このオートあたため機能は、リンナイのビルトインガスコンロだと、一番高いデリシアの100V電源式タイプにしか付いていないようなのですが、それがミドルグレードのピアットで使えます。

ミドルグレード以上では、専用の炊飯鍋(別途購入しなければいけませんが・・・)を使って、ご飯を自動で炊ける「炊飯機能」が付いているガスコンロが多いです。通常は、「ごはん」か「おかゆ」のモードを選択するのですが、ピアットの炊飯機能には「炊き込みごはんモード」、「もっちりごはんモード」もあります。炊き込みご飯をガスコンロにお任せして作れるのは、すごいですね。

操作パネルは左右にあります。結構シンプルです。

ピアットは、デザインに高級感があり、ごとくも二種類(ステンレス・ホーロー)から選べて、機能もハイグレードコンロに見劣りしないほど充実しています。価格を考えても、コストパフォーマンスが高い機種だと思います。

ハイグレード:プログレ

ハイグレード機種のプログレのデザインは、もちろん高級感があるのですが、ミドルグレードのピアットと見た目はほとんど違いがありません。。。

このプログレの売りは、「マルチグリル」です。マルチグリルを使いたい!という人は今のところノーリツのプログレかスマートコンロしか選択肢がありません。そしてスマートコンロは値段が高く、色々な意味で先進的すぎる特殊なコンロなので、通常は、「マルチグリルを使いたい→プログレを選ぶ」という流れになるかと思います。

マルチグリルには焼き網がなく、プログレに付属している「プレートパン」や別売オプションの「キャセロール」を使って調理します。

マルチグリルでは焼き網が一切使えませんので、「やっぱり魚は焼き網で焼くのが美味しい」「グリルには焼き網があるのが当たり前」という人は、プログレは選択肢から外した方がよいと思います。外見も似てますし、ミドルグレードのピアットでも十分ではないでしょうか。

このマルチグリルを搭載したプログレですが、グリルの中を見ると、センサー付きの下火バーナーがあります。センサー付きということは、Siセンサー(安全装置)付きのバーナーということでしょうか。この辺りはカタログに書いていないのでよくわかりませんが、温度を細かく見張ってくれて、メニューに合わせて火加減を自動調節してくれるようです。

焼き網で調理をする従来型のグリルと比べて、グリルの中がフラットなので拭きやすく、後は調理器具(プレートパンやキャセロール)を洗うだけなので、マルチグリルはお手入れがしやすいとのことです。焼き網だとそのまま食卓に出すことはできませんが、オレンジ色のプレートパンやキャセロールなら、そのまま食卓に出してもいいかもしれませんね。

お手入れの面でちょっと気になったのは、下火バーナーです。下火バーナーの周りが汚れたら、掃除がちょっと大変なのかな?と思いました。

「プログレ=マルチグリル」といっても過言ではないので、このマルチグリルを使ってみたいかどうかがポイントです。「グリルの焼き網は絶対に使わない!だけどグリルで色々な料理を手軽に楽しみたい!」という方は、プログレもいいかもしれません。ハイグレード機種で価格も高いので、ノーリツのショールームなどで実機を見ながら、じっくり検討されるとよいかと思います。

まとめ

ノーリツだけでなく、リンナイやパロマのガスコンロもいいところがあります。各メーカーの特徴について、『ガスコンロのおすすめメーカーは?』に、リンナイのおすすめガスコンロについては、『リンナイ ビルトインガスコンロの特徴とおすすめ機種』にまとめています。

ガスコンロは機種が多くて、とても迷うかと思いますが、ぜひ自分に合う機種を見つけてみてください。

ガスコンロを交換する前に>

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