食洗機 いろいろランキング

「容量の大きさ」「節水力」「運転音」「個人的に好きな機種」など、食洗機のいろいろなランキングです。

食洗機の庫内容量の大きさランキング

一人暮らしの場合はコンパクトなタイプの方がよかったりもしますが、ファミリー世帯の場合、食洗機にどれくらい食器が入るのか、けっこう気になる所です。

食洗機メーカーのカタログには、機種ごとに「6人分」「5人分」とか「食器40点」といった目安が書いてあって、これはこれで分かりやすいのですが、「サバ読んで多めに書いているのでは?」と思うことが多いです。

実際に使ってみると分かるのですが、「5人分」と書いてあっても、せいぜい「3~4人分」かな、という感じがします。カタログを見ると、食洗機の中にグラスやお皿、茶碗が整然と詰め込まれているのですが、なかなか、あんな風に入らないものです。各家庭で使っている食器の寸法や形状はバラバラですし、ちょっと深めの食器(どんぶりやスープ皿とか)などは食洗機に入れにくいです。

そのため、ここではシンプルに、食洗機の庫内容量(大きさ)で大きい順に並べてみました。(実際には、カゴの形状やピンの配置などによって、容量が大きくても意外と食器が入らないこともあるので、難しい所です・・・)

※選び方については、『食洗機のサイズを選ぶときのポイント』をご覧ください。

第1位 リンナイ F402Cシリーズ(庫内容量66L)

国内メーカーで唯一の「フロントオープンタイプ」の機種です。

大容量の機種が多い海外では、食洗機といえば「フロントオープンタイプ」ですが、日本ではスライドオープンタイプが主流で、2017年4月現在、国内のフロントオープン食洗機は、この402シリーズしかありません。

関連記事:『スライドオープン食洗機とフロントオープン食洗機の違いについて

第2位 パナソニック R7シリーズ ディープタイプ(庫内容量62L)

パナソニックの「ディープタイプ(深型)」は、標準的な食洗機よりも深い(高さがある)ので、その分容量も大きくなります。

なぜか、R7シリーズだけが他のシリーズよりも2L大きいのですが、理由は分かりません。

同第2位 パナソニック ワイド大容量(庫内容量62L)

幅60cmの幅広な食洗機(標準は幅45cm)なので、容量も大きいです。

ただ、この機種は、長いことモデルチェンジされていないので、機能・性能はちょっと古めです。

第4位 リンナイ 601Cシリーズ(庫内容量62L)

こちらも幅60cmの食洗機です。

現在は幅45cmの食洗機が主流なので、幅60cmの食洗機が設置されていて、古くなったので交換したい、という人向けの機種といえます。

第5位 パナソニック K7 / M7 / R7シリーズ ディープタイプ(庫内容量60L)

パナソニックのR7シリーズ以外のディープタイプ食洗機は、庫内容量60Lです。

「キッチン奥行60cm対応機」という、昔の奥行60cmのスリムなシステムキッチンに設置するための機種もあるのですが、こちらも同じく60Lとなります。

※ちなみに、標準的な容量(幅45cmのミドルタイプ)の食洗機は、庫内容量が「40~42L」です。上にランキングされた機種は、標準的な食洗機よりも「約1.5倍」の容量がある、ということが分かります。

食洗機の節水力ランキング

「手洗いよりも食洗機の方が、少ない水で食器を洗える」というのは、食洗機を売る時のセールス文句として定着してきましたが、機種によって、節水力に大きな差があります。

少ない水で洗える省エネタイプの機種の方が、環境にも優しいですし、ランニングコストも少なくて済みます。

ちなみに、庫内容量が大きい機種ほど多くの水を使いますので、さきほどの「庫内容量の大きさランキング」に入っている機種は、節水力対決では苦戦しています。

第1位 パナソニック K7 / M7シリーズ ミドルタイプ(エコナビ運転時の最大値:約6.5L)

庫内容量40Lの標準的な容量の食洗機で、「エコナビ」機能が搭載された上位機種となります。

「エコナビ」は、食器の汚れ具合、食器の量、室内の温度の3つをセンサーが調べて、自動で節水・節電しながら食器を洗ってくれる機能です。

このエコナビ運転で最大値が出ると、1回あたりの使用水量が「約6.5L」と超節水となります。

エコナビを使わない標準運転でも「約8L」で済むので、経済的です。

第2位 パナソニック K7 / M7シリーズ ディープタイプ(エコナビ運転時の最大値:約7.5L)

K7 / M7シリーズ ディープタイプは、庫内容量が60Lと大容量なのに、エコナビ運転での最大値が「約7.5L」で超節水です。

標準運転でも「約9L」と、大容量の割に経済的です。

60Lクラスの大容量食洗機は、1回あたりの使用水量がだいたい「12L~15L」というのが多いので、たくさんの食器を洗いたい方には、かなりおすすめの機種です。

第3位 三菱電機 EW-45L1SM / 45H1シリーズ(おまかせエコ運転時の最大値:約7.5L)

三菱電機の食洗機の上位機種にも、「おまかせエコ」という、さきほどのエコナビと同じような省エネ運転機能が搭載されています。これらの機種は、庫内容量40Lと標準的な容量です。

おまかせエコ運転で最大値が出ると、1回あたりの使用水量が「約7.5L」となります。

標準運転になると「約10L」と一般的な節水力となってしまうので、「おまかせエコ運転」をどこまで活用できるかがポイントとなります。

第4位 パナソニック V7シリーズ ミドルタイプ(約8L)

庫内容量40Lの標準的なタイプの食洗機です。

上位機種のK7、M7シリーズのように「エコナビ」は搭載されていないのですが、標準運転で「約8L」です。

第5位 パナソニック V7シリーズ ディープタイプ(約9L)

同じくV7シリーズのディープ(深型)タイプは、大容量60Lなのに、標準運転で「9L」と、こちらも節水力が高いです。

ワースト1位 パナソニック ワイド大容量(約15.5L)

ちなみに節水力ワースト1位は、「庫内容量の大きさランキング」で第2位だったパナソニックの幅広60cmの機種です。

1回あたりの使用水量が「約15.5L」。

庫内容量が62Lと大容量ということと、長年モデルチェンジされていないこともあり、節水力は低いです。

ほぼ同じ庫内容量の、パナソニックK7 / M7ディープタイプ(エコナビ運転で最大約7.5L)と比べると、使う水の量は約2倍となります。

ワースト2位 リンナイ 601Cシリーズ(約14L)

同じくリンナイの幅広60cmタイプも、1回あたりの使用水量が「約14L」と多めです。

ワースト3位 リンナイ F402Cシリーズ(約12L)

庫内容量66Lの大容量で、「庫内容量の大きさランキング」第1位だったリンナイのフロントオープンタイプの食洗機です。

現行機種の中ではワースト3位となりましたが、庫内容量66Lで、1回あたりの使用水量が「約12L」というのは、昔の食洗機と比べてもだいぶ技術が上がって、節水力が高くなったという印象です。

食洗機の買い替えを検討されている方は、おそらく今の食洗機を10年前後使用されていると思いますが、10年以上前の機種だと、庫内容量が40Lくらいの機種で、1回あたりの使用水量が「約13~14L」。

このように考えると、ワースト1位~3位の機種であっても、昔の機種と比べるとかなり節水力が高くなっているといえます。

いずれにしても、水道代(使用水量)だけを見ると、手洗いよりも食洗機の方が節水できます。詳しくは以下のページをご覧ください。

関連情報:『食洗機と手洗いの水道代を比較

食洗機の運転音ランキング

特に食洗機を使ったことのない方などは、食洗機の音を気にすることもあるのではないでしょうか。

「図書館なみの静かさ」などとよく言われるのですが、実際に使用してみると、そこまで静かとは思えません(計測器などで測った訳ではないので、主観的な感想です)。

慣れの問題もありますし、騒音がほとんどない静かな空間とそうでない空間でも、騒音の感じ方が変わりますので一概には言えませんが、静かでもなく、そこまでうるさくもなく、という感じでしょうか。

騒音というのは、「デシベル」という音の大きさを示す単位で表現されるのですが、東京都環境局が、日常生活音の騒音についてのデータを公表しています。これと比較すると食洗機の音もイメージしやすいので、一部引用してみます。

エアコン 約41~59デシベル

洗濯機 約64~72デシベル

掃除機 約60~76デシベル

人の話し声(日常) 約50~61デシベル

犬の鳴き声 約90~100デシベル

出典:東京都環境局『生活騒音』

犬が、すごい数値を叩き出しています。

最新の食洗機の運転音は、機種によって異なりますが、おおよそ「34~44デシベル」の範囲となります。

このように比較すると「図書館なみの静かさ」は正しいような気もしますが・・・。

実際には、洗浄、すすぎ、乾燥などの各工程で、運転音の大きさも変わったりするので、もしかしたら平均値を公表しているのかもしれません。

機種によって最大でも10デシベルしか差がないので、あまり意味が無いような気もしますが、以下が、食洗機の運転音ランキングとなります。

第1位 三菱電機 EW-45L1SM(34.5デシベル)

三菱電機のビルトイン食洗機の最上位機種です。

  • DCブラシレスモーターという、電気回路を使った低振動のモーターを採用している。
  • 食洗機の排気口からの音漏れを防ぐために、排気口までの経路(ダクト)を洗浄水に浸かるように設計することで、排気口からの音漏れを押さえている。

という特徴があります。

第2位 三菱電機 45H1 / 45V1シリーズ(36デシベル)

同じく、DCブラシレスモーターを採用した機種です。

第3位 三菱電機 45R1シリーズ(37デシベル)

運転音については、三菱電機の食洗機が、1~3位を独占しています。

1デシベル、2デシベルという、厳しい(細かな)戦いではありますが・・・。

同第3位 パナソニック M7シリーズ ミドルタイプ(37デシベル)

「庫内容量の大きさ」「節水力」に続き、「運転音」でもランクインしました。

M7シリーズは、やはり人気機種だけあって、客観的なデータで比較しても、優秀です。

個人的に好きな機種のランキング

完全に主観的なランキングです。おすすめしている訳ではなく、単に個人的に好きなだけなので、参考にはなされないようにしてください。

第1位 リンナイ F402Cシリーズ

普通の販売店だと、パナソニックの食洗機(特にM7シリーズ)が「人気売れ筋No.1」として紹介されていて、確かにそうなのですが、個人的にはリンナイのフロントオープンタイプの食洗機が好きというか、応援したい機種の第1位です。

扉を引き下ろすタイプのフロントオープン食洗機は、ミーレ、ガゲナウ、AEG、アスコ、LGなどの海外製食洗機では定番なのですが、日本ではフロントオープンは根付かず、この機種を除くと、国内メーカーの食洗機はすべて、扉を引き出すスライドオープンタイプとなっています。

以前は、ハーマン(ノーリツ)の「FB4504シリーズ」という、8人分相当の大容量をほこるフロントオープンタイプのロングセラー製品もあったのですが、本当に残念ながら、生産終了(ハーマン自体が食洗機市場から撤退)となってしまいました。ちなみに、このFB4504シリーズ、大容量がゆえに、1回あたりの使用水量も「約21.5L」とかなりのもので、節水力やランニングコストは二の次、という性質もありました。

国内のフロントオープンタイプの食洗機として、最後の砦が、この「リンナイ F402シリーズ」なのです。ぜひリンナイさんには、生産中止をせずに、フロントオープン食洗機の市場を盛り上げていただきたいです。

第2位 パナソニック K7シリーズ

「ビューティフルインテグレート」というコンセプトを掲げる、パナソニック ビルトイン食洗機の最上位機種です。

何が好きかというと、そのコンセプト。

海外メーカーの食洗機は、デザインがクールだったりおしゃれで、存在感があるものが多く、システムキッチンの見た目にこだわりを持つ方などから強い支持を得ていますが、海外食洗機のデザインを真似する訳でもなく、独自のデザインを追求するのでもなく、「システムキッチンに調和させて隠してしまう(存在感を消す)」という着眼点が好きです。

気配を消す、存在を消す、調和する、というのは、日本人の感覚にも馴染みます。食洗機の前面扉には、パナソニックのロゴすらありません。この辺りにも、潔さを感じます。

第3位 パナソニック キッチン奥行60cm対応機

商品名からも分かるように、昔の奥行60cmのスリムなシステムキッチンに設置するための特殊な用途向けの機種となるのですが、前面のデザインがかなりカッコイイので、3位にしました。

今ついている食洗機から交換すると、どうしてもシステムキッチンの色と、食洗機のパネルの色が合わないのですが(標準色以外の色のパネルもあったりしますが、キッチンにピッタリ合うものを見つけるのは難しいです)、標準的なシルバーや黒のパネルの食洗機よりは、このキッチン奥行60cm対応機を設置した方が、キッチンの見た目は映えるような気がします。

M7シリーズと比べても、機能や性能もそこまで見劣りせず、エコナビも付いているので、デザイン重視でこの機種を選ばれる方もいます。

第4位  リンナイ 404LPシリーズ

食洗機専用洗剤だけでなく、重曹でも洗える「重曹洗浄」を実現した国内唯一の食洗機ということもあり、そのユニークな技術(機能)が好きです。

「重曹洗浄」自体は、あまり普及していない印象もあるのですが、模倣するのではなく、他社が取り組んでいない新しい開発テーマを掲げて、新技術・新機能として実用化するためには、いろいろとハードルがあり、困難を乗り越えないとできないことなので、その辺りが好きな理由です。

第5位 パナソニック M7シリーズ

エコナビを搭載し、節水力が高く、機能も充実していて、実勢価格も安く(下位グレードのR7、V7より安いときもあります)、何より売れていると、すべての科目で高い点をとれる優等生タイプの食洗機です。

優等生すぎて、ユニークな特徴が思い浮かばないのですが、全体的にいい製品だと思います。

ちなみに、パナソニックのK7シリーズ、M7シリーズ、V7シリーズ、キッチン奥行60cm対応機は、下カゴに「マルチピン」という短めのピンを採用しているのですが、食器のセットがしやすいという人もいれば、ちょっと難しいという方もいたりします。詳しくは、『食洗機のカゴは、使い勝手を左右する』をご覧ください。

マルチピンに限ったことではないのですが、食洗機への食器のセットは、コツをつかむまでは難しかったり、そもそもカゴやピンの形状と、食器の寸法・形状との相性が悪ければ、うまくセットできないこともあります。

食洗機のカタログでは、食洗機の中にたくさんのコップや食器が整然と並んでますが、各家庭で、見本と同じ食器を使っているわけではないので、なかなか見本どおりに入れることは難しいです。

食洗機を使いながら、自分なりに食器のセットの仕方を見つけていく、という感じになります。

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