リンナイ ビルトインガスコンロの特徴とおすすめ機種

リンナイ製のビルトインガスコンロの特徴と、個人的におすすめだと思う機種を紹介しています。

リンナイのビルトインガスコンロの特徴

ドイツ ショット社のセランガラスを採用

リンナイのガラストップコンロの天板には、セランガラスが使われています。セランガラスはドイツの世界的なガラスメーカー ショット社の耐熱性ガラスで、外観が美しく、熱や衝撃に強く、耐久性に優れている特徴があります。

セランガラスの天板というだけでも、リンナイのガラストップコンロを選ぶ価値があると思います。

天板の温度上昇を抑えるヒートオフ構造

リンナイのガラストップコンロは、天板の表面温度が熱くならないように、ヒートオフ構造になっています。ヒートオフとは、ガラストップ天板の裏面にアルミパネルを装着して、バーナーまわりの熱を分散・放熱させる仕組みです。コンロで料理をした後、天板への吹きこぼれをサッと拭きたい時などにうれしいですね。

ヒートオフは、リンナイの独自技術です。

グリルの煙・ニオイを抑えるスモークオフ

ヒートオフの次はスモークオフです。この機能は、グリルで魚を焼いた時に、煙や臭いを抑えてくれる画期的なものです。

とくにさんまとか、煙や匂いがすごい魚を焼く時に、ちょっと匂いが部屋にこもらないかと躊躇してしまうことがありますが、スモークオフがあれば、あまり気にせずに魚をやくことができますね。

このスモークオフも、リンナイのガスコンロにしか搭載されていない独自の機能です。

料理の幅を広げるグリル専用調理器具

そして、グリルの概念を変えたのが、リンナイのココットとココットダッチオーブン。最上位機種のデリシアシリーズしか使えない贅沢なオプションです。このココットとココットダッチオーブンは、グリル専用の調理器具となります。

グリルといえば焼き網で魚を焼くためのものという概念が一般的でしたが、グリル専用調理器具を使えば、ガスコンロのグリルで、ノンフライ調理やハンバーグ、グラタン、肉じゃが、ローストビーフ、パウンドケーキなどの料理もつくれます。

手軽にグリル料理を楽しめるココット

ココットは、網目状のフタが付いたグリル専用調理器具です。フタに穴が開いているので、グリルの上からの直火が魚や肉に届いて、焼き網と同じようにこんがりと焼けるそうです。

「魚を焼くのは焼き網の方がいいんじゃないの?」と思う方もいますよね。食べ比べたことがないので何ともいえないのですが、焼き網の方が、食材に完全に直火が届きますし、食材の脂がしたたり落ち、うまそうなニオイが食材につき、おいしく焼けるように思います。バーベキューで、焼き網と炭で魚を焼くと美味しいのと、同じことかと。

一方、お手入れのしやすさはココットの強みです。焼き網で魚を焼くと、グリル庫内に魚の脂が飛んでしまい、焼き網と受け皿、グリルのサイドカバーなどを洗う必要があります。ココットなら、脂が飛び散らずに、魚を焼いた後もココットだけを洗えばよいので、その点がとても楽ですね。

唐揚げやとんかつなどノンフライ調理もできるようですよ。結構便利ですね。

手軽にダッチオーブン料理を楽しめるココットダッチオーブン

ココットダッチオーブンは、グリル専用の小型ダッチオーブンです。家のコンロで、手軽にダッチオーブン料理を楽しめるのはいいですね。

アウトドアが好きで、キャンプに使うダッチオーブンを、家のコンロで使っている人もいるかもしれません。ただ、昔のコンロだと使えるのですが、最新のSiセンサーという安全装置が付いたコンロだと、温度が上昇しすぎると自動的に弱火になってしまうため、ダッチオーブン料理は難しいです。そういう方は、サイズは小さくなってしまいますが、このココットダッチオーブンで、自宅でのダッチオーブン料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

タンドリーチキン、シチュー、チャーシュー、パエリア、チーズ焼き、ポトフ、ラザニア、パン、ケーキ・・・。ココットダッチオーブンで料理の幅が広がります。料理をしているシーンを想像するだけでも楽しくなりますね。

おすすめの機種

リンナイのビルトインガスコンロの中で、個人的におすすめだと思う機種です。

エントリーモデル:メタルトップ

ビルトインコンロの中では、泣く子も黙る(?)安さのコンロです。とにかく価格の安いコンロを探しているのであれば、メタルトップがオススメです。とはいえ、据置テーブルコンロと違って、ビルトインコンロ自体が高いので、そこまで価格は安くはありません。ちなみにノーリツで一番安いビルトインコンロもメタルトップで、同じ名前です。間違えないようにご注意ください。

メタルトップには、

  • RS31M4H2S-BW 71,800円(税別)
  • RS31M4H2R-BW 85,000円(税別)
  • RS31W21H2R-BW 105,000円(税別)

の3つの機種があります。外見はほとんど同じです。

メタルトップの天板は、リンナイのビルトインガスコンロの中では唯一のホーロー天板です。天板幅は60cmだけで、75cmはありません。ガラストップ天板と比べると、見た目が地味で、高級感もありませんが、まあまあ丈夫で(割れないという意味で)、価格が安いです。

ちなみにメタルトップは3機種ともに、ダブルワイド高火力バーナーです。左右どちらのバーナーでも、とろ火から強火まで使えます。これはうれしいですね。

RS31M4H2R-BWにはグリルタイマー、RS31M4H2S-BWにはコンロタイマーとグリルタイマーがついています。安いモデルでも、なかなか侮れません。メーカーカタログでは、あまりアピールされていない地味な存在ですが、タイマーを設定してから火をつけて、時間が来ると自動で火を消してくれる便利な機能です。

そして3機種ともに、「水無しグリル」です。魚を焼くときに水を張る必要はありません。さらに、最上位のRS31W21H2R-BWは「水なし両面焼きグリルタイプ」なので、魚をひっくり返す必要もなくなるので、魚をグリルで焼くのがぐんと楽になりますね。最安機種と侮るなかれ。RS31W21H2R-BWには、揚げ物温度調節機能や炊飯機能、湯わかし機能もついています。

とにかく安くという場合はRS31M4H2S-BW、安い中でもコストパフォーマンスを重視する場合はRS31W21H2R-BWがおすすめです。

ベーシックモデル:マイトーン

リンナイのベーシックなビルトインガスコンロです。ベーシックモデルですが、デザインもなかなか素敵です。ライバル機種は、ノーリツのファミ、パロマのセレクションシリーズあたりだと思います。

マイトーンには

  • パールクリスタル天板 幅60cm(RS31W20Kから始まる品番。4色) 142,000円(税別)
  • ガラストップ天板 幅60cm(RS31W20A30D-VW) 153,000円(税別)
  • ガラストップ天板 幅75cm(RS71W20A30D-VW) 158,000円(税別)

の機種があります。メタルトップにはなかった、天板幅75cmの機種もあります。個人的には75cmの方が、高級感があって好きです。

マイトーンの天板は、ガラストップとパールクリスタルの二種類があります。ガラストップはショット社のセランガラスで、見た目が綺麗なのと、お手入れのしやすさが特徴です。パールクリスタルはリンナイ独自名称の天板で、強度の強いホーロー鋼板の上に二層のガラスコートを重ね、ガラストップの見た目の綺麗さと、ホーローの丈夫さのいいとこ取りをした天板です。天板の素材の主流はガラストップですが、パールクリスタルも結構いいと思います。

ちなみにライバル商品のノーリツ ファミはガラストップ天板、パロマ エスシリーズはハイパーガラスコートというパールクリスタルとおなじような素材です。マイトーンは、どちらの素材も選べます。

ダブルワイド高火力バーナー、揚げ物温度調節、水無し両面焼きグリルなど、便利な機能が一通りついています。

別売りですが、オプションのグリルプレートを使えば、グリルでトーストを焼いたり、揚げ物を温めたりもできます。焼き網だけでなく、グリルプレートで魚を焼くことができます。焼き網の方が、魚の脂も落ちて美味しく焼けるようですが、グリルプレートだと掃除が楽になるので、一長一短ですね。

あと、マイトーンには、魚を自動で焼いてくれるオートグリル機能がついています。姿焼、切身、干物の三つから選んで、火加減を強め、普通、弱めから選ぶと、あとはグリルが魚を焼いてくれます。魚の種類や大きさ、本数によって、火加減や焼き網への置き方が異なるので、慣れるまでは取扱説明書を見ながら使うことになると思います。その意味では完全に自動ではないですが、それでもほぼグリルにお任せできるので、焼き魚が好きな人には便利な機能です。

オートグリルや温度設定、タイマー設定をする操作部は左右にあります。右操作部で右コンロとグリルの、左操作部で左コンロと後コンロの設定をします。

パールクリスタル天板の色合いや素材感は好き嫌いが分かれるかと思いますが、マイトーンは、リンナイのガスコンロの中では価格もお手頃で、主要な機能が搭載されていますので、コストパフォーマンスが高い機種だと思います。

マイトーンについては、『リンナイ「マイトーン」−万能型のビルトインガスコンロ』の記事も参考にしてみてください。

ミドルグレード:リッセ

セランガラスのガラストップ天板で、クリアローズやクリアショコラといった珍しいカラーラインナップもあります。

マイトーンとの大きな違いは、コンロ前面の操作部です。マイトーンは昔ながらの形をしていますが、リッセはコンロの点火や火加減を調節をまん丸のボタンでやります。ボタンを押すと火がついて、ボタンを左右に回すと火加減が調節できます。コンロを使っていない時は、ボタンがしまわれてほぼ平坦になりますので、見た目がすっきりします。

天板はガラストップで、セランガラスが使われています。マイトーンのガラストップもセランガラスなのですが、ヒートオフ構造ではありません。リッセはヒートオフ構造なので、天板表面の温度の上昇をある程度抑えてくれます。

リッセにはオートグリルを二回連続使える、連続オートグリル機能がついています。たくさん魚やトーストを焼きたい人には便利な機能です。

リッセのグリルは、マイトーンよりも少し広いパノラマワイドグリルです。小さめのピザ(24cm)が入るようです。

さらにスモークオフもついていますので、魚を焼くときの煙や臭いも抑えてくれます。グリルでの料理を頻繁に行う場合は、マイトーンよりもリッセの方が便利でおすすめです。

レンジフードとの連動機能もついています。これは、コンロ連動機能のついたレンジフードがないと機能しません。コンロ、レンジフードのいずれも連動タイプの場合は、コンロを点火するとレンジフードが動き出して、コンロの火を消すと自動でレンジフードが止まります。ここまでくると、便利機能というよりは贅沢機能と分類してもいいかもしれません。つけ忘れというよりも、消し忘れを防止する機能だと思いますが、レンジフードを消し忘れるくらいはたかがしれてますし、レンジフードをつけっぱなしにしていると運転音がしますから、気づいたら、その時に消せばいいような気がします。

リッセについては、『リンナイ「リッセ」−女性らしさを表現したビルトインガスコンロ』の記事も参考にしてみてください。

ハイグレード:デリシア

リンナイのビルトインコンロの顔ともいえるフラッグシップ機種です。

リッセと同じくガラストップ天板は、ショット社のセランガラスが使われています。リッセはかわいらしいデザイン、デリシアは高級感のある大人なデザインですね。

リッセとの大きな違いは、グリル専用調理器具のココット、ココットダッチオーブンを使えることです。ココットは、焼き網よりも手軽に魚を焼くことができます。ココットは蓋がついていますので、魚の脂がグリル庫内に飛び散らないというメリットがあります。

ココットダッチオーブンは、コンロのグリルで手軽にダッチオーブン料理が楽しめます。グリルに入る小さなサイズのダッチオーブンなので、アウトドアでやるようなダッチオーブン料理とは違いますが、手軽にできるのはいいですね。

ココットもココットダッチオーブンも別売品となり、価格はそれぞれ

  • 単品:13,800円(税別)
  • 単品+固定枠のセット:16,000円(税別)

と、調理器具として冷静に考えると高いのですが、コンロのグリルを活用して、手軽に色々な料理を楽しんでみたいという方にはオススメです。

デリシアについては、『リンナイ最高級ガスコンロ「デリシア(Delicia)」』の記事も参考にしてみてください。

まとめ

リンナイだけでなく、ノーリツやパロマのガスコンロもいいところがあります。各メーカーの特徴について、『ガスコンロのおすすめメーカーは?』に、ノーリツのおすすめガスコンロについては、『ノーリツ ビルトインガスコンロの特徴とおすすめ機種』にまとめています。

ガスコンロは機種が多くて、とても迷うかと思いますが、ぜひ自分に合う機種を見つけてみてください。

ガスコンロを交換する前に>

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