リンナイ「リッセ」−女性らしさを表現したビルトインガスコンロ

シンプル&ナチュラル、やわらかさ、女性らしさを表現したリンナイのビルトインガスコンロ「リッセ」。上位・下位のコンロや、ライバル機種と比較しながら、リッセの特徴を紹介します。

女性らしさを表現したビルトインガスコンロ「リッセ」

そもそもガスコンロは、メインユーザーである女性をターゲットとした商品ですが、その中でもリンナイの『リッセ』は、女性らしさをコンセプトの中心においたビルトインガスコンロです。

リンナイのニュースリリースにも、シンプル&ナチュラル志向のインテリアと調和し、随所に女性らしさを表現したガスコンロと紹介されています。

リッセのデザイン

ドイツ ショット社のセランガラスを採用

リッセの天板には、セランガラスが使われています。セランガラスはドイツの世界的なガラスメーカー ショット社の耐熱性ガラスで、外観が美しく、熱や衝撃に強く、耐久性に優れている特徴があります。

ちなみに、リッセの下位機種となる「マイトーン」にもセランガラスが採用されています。このセランガラスは、リンナイのガラストップコンロの特徴(※)で、他メーカーでは搭載されていません。(※)一部機種には採用されていません

王道デザイン「デリシア」と、女性らしさを表現した「リッセ」

リッセの特徴である「女性らしさ」ですが、これだけだとよく分からないので、上位機種『デリシア』のデザインと比較してみましょう。

点火ボタンと、魚グリルの取っ手のデザイン

デリシアとリッセは、一見似ているのですが、細部を見ると、デザインが少し違います。ポイントは、コンロの点火ボタン(つまみ)と、魚グリルの取っ手です。

デリシアの方が金額が高いだけあって、高級感・落ち着きのあるデザインです。一方、リッセは可愛らしさ、やわらかさを基調としたデザインです。ターゲットとしているユーザーの年齢層は、リッセの方が若い世代を対象としているように感じます。

ステンレスごとくとホーローごとく

ステンレスごとくとホーローごとくの違いもあります。デリシアでは、ステンレスごとくとホーローごとくの2種類のラインナップがあります。一方、リッセはホーローごとくしか選べません。ごとくの特徴については、「ガスコンロの五徳(ごとく)はステンレス?ホーロー?」をご覧ください。

天板色のラインナップ

デリシアの天板色は、ガスコンロの天板色としては標準的なシルバー系の「クリアホワイトミスト」「クリアグレージュ」、「ブラック」と「クリアホワイトゴールド」があります。ガラス天板の質感が高く、高級感があります。一方で、カラーラインナップが王道すぎるため、人によっては面白みを感じないかもしれません。

リッセも、シルバー系の「クリアアイスグレー」と、「ブラック」は、デリシアと同じく、ガスコンロとしては標準的な色合いです。特徴的なのは、ピンク系の「クリアローズ」、ブラウン系の「クリアショコラ」。明るい色合いながら、ポップ過ぎず、キッチンを彩ってくれる天板色です。個性的な色合いなので、キッチンに合わせるのは難しいかもしれませんが、人と違うコンロにしたい、キッチンにアクセントを入れたい、という方は、検討候補に入れてみてはいかがでしょうか。

ライバル機種 ノーリツ「ピアット」と「リッセ」の比較

ライバル機種のノーリツ「ピアット」と、デザインを比較してみます。ピアットは、コンロ前面(フェイス部分)、点火ボタン、グリルの引き出し部が同じ色合いで、統一感があります。下に手を入れて引き出す形のグリルの取っ手は、ノーリツの上位機種のみに採用されているデザインで、シャープさを感じます。天板カラーは6色。ステンレスごとく、ホーローごとくも選べるので、ピアットを候補に入れると選択肢が広がります。

リッセの機能

リッセは、機能が充実しています。上位機種のデリシアとの大きな違いは、グリル専用調理器具「ココット」「ココットダッチオーブン」が使えないことくらいです。それ以外にも、土鍋自動炊飯機能の有無、麺ゆで機能の有無など、細かな違いが多少はありますが、機能面はデリシアもリッセもほぼ同じです。

デリシアやココット、ココットダッチオーブンの特徴については、「【レビュー】リンナイ最高級ガスコンロ「デリシア(Delicia)」」をご覧ください。

付属のグリルプレートで、グリル料理を楽しめる

リッセの魚グリルは、パノラマワイドグリルという横幅の広いグリルを採用しているため、約24cmのピザを焼くことができます。パノラマワイドグリルは、リッセの下位機種『マイトーン』には搭載されていないので、グリルを広く余裕をもって使いたい場合、リッセ以上の機種を検討してみてください。

リッセには、「グリルプレート」という、グリル専用調理器具が付属しています。

このグリルプレートを使って、グリルで、トーストや魚を自動で焼いたり、ノンフライの唐揚げもできます。グリルプレートについては、「リンナイとノーリツのグリルプレートを比較」も参考にしてみてください。

オートグリルが、連続で使える

リッセには、オートグリル機能が搭載されています。オートグリルは、魚をグリルに入れて、メニュー(姿焼・切身・干物)と焼き加減(標準・強め・弱め)を選ぶだけで、後はグリルが自動で魚を焼いてくれる便利な機能です。しかもリッセのオートグリルは、連続オートグリルなので、切身をオートグリルで焼いた後、次に干物をオートグリルで焼く、という使い方ができます。

ライバル機種のノーリツ『ピアット』も、連続オートグリル機能が付いています。同じくパロマの『フェイシス』は、通常のオートグリル機能(オートメニューモード)となります。大家族で毎日魚をたくさん食べるなど、オートグリルをフル活用できそうな場合、連続オートグリルを搭載している『リッセ』やノーリツ『ピアット』、上位機種のリンナイ『デリシア』『デリシアグリレ』を検討されてみてはいかがでしょうか。

連続オートグリルが不要であれば、通常のオートグリル機能が付いているリッセの下位機種「マイトーン」も候補となります。マイトーンには、ヒートオフ、スモークオフが搭載されていませんが、その分価格が安いので、予算重視だがオートグリルは使いたい場合におすすめの機種です。

天板の温度上昇を抑えるヒートオフ構造

リンナイのガラストップコンロは、天板の表面温度が熱くならないように、ヒートオフ構造になっています。ヒートオフとは、ガラストップ天板の裏面にアルミパネルを装着して、バーナーまわりの熱を分散・放熱させる仕組みです。コンロで料理をした後、天板への吹きこぼれをサッと拭きたい時などにうれしいですね。

ヒートオフは、リンナイの独自技術です。

グリルの煙・ニオイを抑えるスモークオフ

ヒートオフの次はスモークオフです。この機能は、グリルで魚を焼いた時に、煙や臭いを抑えてくれる画期的なものです。

とくにさんまとか、煙や匂いがすごい魚を焼く時に、ちょっと匂いが部屋にこもらないかと躊躇してしまうことがありますが、スモークオフがあれば、あまり気にせずに魚を焼くことができますね。

このスモークオフも、リンナイのガスコンロにしか搭載されていない独自の機能です。

リッセの価格

リッセの定価は、天板幅60cmタイプが210,000円(税別)、天板幅75mタイプが215,000円(税別)です。ネット通販だと定価の50〜55%OFFくらいで入手することができます。ネットでの実勢価格は9〜10万円前後となります。ただ、商品をネットで購入しても、工事だけを請け負ってくれる会社・職人さんを見つけるのはなかなか難しいです。東京ガス・大阪ガス系列の販売店や、地元のガス屋さんだと、もっと高いです。店舗や人件費がかさみますし、ネット店舗にはない安心料もありますので、価格が高いのは仕方ないかと思います。

まとめ

リンナイ リッセは、ココットやココットダッチオーブンは使えないものの、それ以外は、上位機種のデリシアに匹敵する機能を搭載しています。デザインは全体的にやわらかく、特に、クリアローズ、クリアショコラはリッセ独自の天板色で、明るい色合いです。キッチンを個性的に彩ることができます。ネットでの実勢価格は10万円前後と、ガスコンロとしては少し値が張りますが、 デザインや機能の充実度を考えると、満足できるのではないかと思います。

上位機種の「リンナイ デリシア」、ライバル機種の「ノーリツ ピアット」、下位機種の「リンナイ マイトーン」あたりと比較、検討されてみてはいかがでしょうか。

検討の際は、「リンナイ ビルトインガスコンロの特徴とおすすめ機種」も参考にしてみてください。

ガスコンロを交換する前に>

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