トイレリフォーム向けの床材選びと張替えの費用

クッションフロア、フローリング、フロアタイル、ハイドロセラ、リフォームフロアなど、トイレリフォームの床材の特徴や選び方、張替え費用などの情報を掲載しています。

安い費用で張替え可能!リフォームしやすく、色・柄も豊富なトイレ床材の定番「クッションフロア」

トイレや洗面所、キッチンなどの水まわりの床材として、よく使われているのが「クッションフロア」です。

  • 他の床材よりも安い
  • 水に強い
  • 汚れにも強い
  • 色・柄が豊富
  • 工事対応できる施工業者が多い
  • DIYでチャレンジしてる人も多い(工事の手順を記録したブログも多数)

といったメリットがあり、トイレ床材の定番となっています。

一方で、他のトイレ床材と比べると、

  • イマイチ高級感がない(生活感のある肌触り、素材感)

という定番品がゆえのデメリットもあります。

トイレ床材の定番「クッションフロア」とは?

塩化ビニルを用いた長尺シートの床材で、ホームセンターや材料屋さんなどで、くるくる巻かれた状態で販売されていたりもします。施工に必要な分をカットして使います。

水や汚れに強い床材なので、日常の手入れであれば、雑巾でさっと水拭きするだけでも大丈夫です。クッションフロアの上に樹脂ワックスを塗ると、ツヤも出て、手入れもラクになります。

クッションフロアという名前が長いので、CF(シーエフ)と略して呼ぶことも多いです。

クッションフロアはラインナップが豊富なので、自分の好みのカラー・模様を選べる!

塩化ビニル素材のクッションフロアには、さまざまなカラー・模様のラインナップがあります。

▼ 木目調

トイレ床材|木目調のクッションフロアは、見た目はフローリングとあまり変わりません。

▼ 大理石・タイル調

トイレ床材|タイル・大理石・ストーン調のクッションフロアです。

この他にも、

  • プレーンやパターン、テラコッタなどの模様
  • ホワイト、グレー、ベージュ、グリーン、ブルー、ピンク、オレンジ、ブラウンなどの色

といった豊富なラインナップがあります。

トイレの壁紙と合わせると、無数のパターンの組み合わせができるので、選ぶのが楽しくなります。ただ、種類が多すぎて、どの壁紙・床にしようかと迷ってしまうことも・・。

あまりに悩んで決まらない場合は、トイレリフォーム業者や内装屋さんのホームページなどで「売れ筋」「人気」の商品などを参考にしてみてください

クッションフロアは、工事対応ができる施工業者が多く、張替えの費用も安め。

トイレ床材の中でもクッションフロアは張替えがしやすく、工事対応している業者が多いので、業者を選びやすいというメリットがあります。

他の床材と比べると、張替えの費用も安めです。材工込みで、2〜4万円くらいが相場かと思います。便器交換と一緒であれば1万円前後で受けるような業者もあったりしますが、そのような業者では、プロの内装職人ではなく、便器を交換する水まわり設備の職人がクッションフロアの張替えもやってしまうケースが多いです(別途内装職人を手配すると、赤字になってしまうためです)。

なお、気をつけたいのは、業者からクッションフロア張替えの見積もりをとった後に、クッションフロアの品番で検索して、ネット通販の価格(材料費のみ)を調べた結果、「何でこんなに費用が高くなるんだ!」と業者に言い寄るケースです。

既存のクッションフロアの剥がし作業や、下地処理、貼り付けにかかる作業費や部材・工具のほか、便器交換を伴わない単体工事の場合は便器脱着、取り付け作業なども必要となり、思いの外手間がかかります。

インターネットでクッションフロアの材料費だけを調べて、「見積もりが高いから安くしろ!」と詰め寄ってしまうと、大半の業者から嫌がられますし、厄介なお客さんだと思われて、業者側から見積もりや工事を辞退されることもありますので注意しましょう。

どうしてもクッションフロア張替えの費用を安く仕上げたい人は、自己責任で、上張りのDIYにチャレンジ

「いや、やはり業者に数万円も払うのは嫌だ。できるだけ安く済ませたい!」という人は、自己責任でクッションフロア張替えのDIYにチャレンジする手もあります。

GoogleやYahooで、『トイレ 床 クッションフロア DIY』などと検索すると、個人の方がクッションフロアをDIYで張り替えた事例を、写真をまじえて紹介したブログがたくさん出てきます。材料や道具も個人で手に入るものばかりです。

ちなみに、これらのDIYは「上張り」がほとんどで、「張替え」ではありません。既存のクッションフロアが汚れていても(事前に掃除はしますが)、それを剥がさずに、上から新しいクッションフロアで覆い被します。

上張り(重ね張り) 張替え
・既存のクッションフロアの上に、新しいクッションフロアを上貼りする。
・個人のDIYはほとんどが「上貼り」。
・既存のクッションフロアを剥がして、下地処理をした上で、新しいクッションフロアを貼る。
・施工業者による工事は「張替え」が一般的。

ただ、施工業者であっても、既存のトイレがフローリングなどで、剥がす作業のが大変で費用もかかってしまう場合、フローリングの上にクッションフロアを上張り(重ね張り)する工法をとることもあります。また、上張りを前提としたフローリング材などもあるので、上張りだからダメとは一概には言えません。

賃貸物件で、現状回復が必要な場合にも、自分が住んでいる間だけ、好みのクッションフロアをDIYで上張りして、退去時に剥がしてしまう、というやり方もあります。

トイレ床クッションフロアの選び方

サンゲツさんの「H FLOOR」や、リリカラさんの「CF cushion floor」などのデジタルカタログから、好みのクッションフロアを選びましょう。

業者向け以外にも、個人が小口で購入することができるネット通販会社も多いので、DIYをされる方も手軽にクッションフロアを入手できます。

見た目のデザインや雰囲気が人気の「フローリング」は、耐水性やアンモニアに強いトイレリフォーム向けのものを。

トイレの床材としてはクッションフロアが定番ですが、フローリングも人気があります。

  • クッションフロアよりも、木の素材感が感じられる
  • 廊下とトイレのフローリングを統一して、連続した空間に見せられる

といったように、クッションフロアと比べると、見た目や素材感(ただし好みによりますが)などのメリットがあります。

一方で、フローリングの材質は木材で、また、クッションフロアのような一枚シートではなく、いくつもの木材の継ぎ目をあわせながら設置するので、水まわりの空間(トイレや洗面所)の床材としては若干心もとない点もあります。以下は、クッションフロアと比較したフローリングのデメリットです。

  • 水が染み込んだり、浸透しやすい
  • 尿や洗剤を放置していると、腐食しやすい
  • 張替えの費用がかさむ

やはりトイレの床材としては、耐水性や、アンモニアなどの汚れに強いクッションフロアに歩があります。

それでも「どうしてもフローリングにしたい」という方は、水まわり、特にトイレの床材としての使用を想定したフローリングを選ぶようにしましょう。

費用としては、材工込みで4万円〜6万円くらいが相場かと思います。

水まわりでの使用を想定したフローリング

トイレの床材に適したフローリングの見分け方としては、メーカーのホームページやカタログに、

  • 水まわりに最適、水まわりに使える
  • アンモニアに強い
  • トイレにおすすめ

といった表記があるかどうかを見ましょう。

ご参考までに、トイレ向けの床材としての表記があるフローリング材をいくつか、下表にまとめてみました。

メーカー 商品名
永大産業 パートナーワン
エコメッセージS パワーアトム
アトムワイド455
パナソニック アーキスペックフロアーA サニタリー用

高級感があり、耐久性にも優れる「フロアタイル」

フロアタイルは、塩化ビニルを用いたタイル形状の床材です。

最初にご紹介したクッションフロアも同じく塩化ビニル製ですが、フロアタイルは耐久性が強く、土足で上を歩くこともできるので、店舗やオフィスで使われたりもします。

木目調やストーン調、テラコッタ調をはじめ、色やパターンのバリエーションが豊富です。

トイレリフォームの床材としては、クッションフロアやフローリングの方が採用されることが多く、フロアタイルを積極的に提案してくる業者はあまりありません。

費用としては、材工込みで4万円〜6万円くらいが相場かと思います。

公衆トイレにも使われる、防汚性に優れたトイレ専用の「セラミック床材」

和式便器や、昔のトイレの床材としてよく使われていた「タイル」は、耐久性があり、質感も良いものの、目地に汚れがたまったりすると清潔感が失われてしまうといった特徴もあります。

そこで、目地が無い大判のセラミック(大型陶板)を採用して、尿飛びの汚れを染み込ませずに、水拭きしただけで汚れが落ちやすくしたトイレ専用の「セラミック床材」が注目です。

TOTOの「ハイドロセラ・フロア」

TOTOの「ハイドロセラ・フロア」というセラミック床材は、不特定多数の人が利用する公衆トイレ(パブリックトイレ)で採用されている傷や汚れに強いトイレ床材です。

一般住宅向けのラインナップは、「ハイドロセラ・フロアJシリーズ」となります。

ハイドロセラ・フロアJシリーズは、大型セラミックなので継ぎ目がなく、便器にも使われる釉薬(ゆうやく、うわぐすり)で床が覆われているため、尿汚れなどが染み込まず、簡単に拭き取れるという特徴があります。

また、TOTOの外壁用塗料にも使われている光触媒を利用した環境浄化技術「ハイドロテクト」の抗菌効果によって、トイレの床に付着した菌の繁殖や黄ばみの発生を抑制してくれます。

費用としては、材工込みで10万円〜くらいが相場かと思います。

まとめ

ここまでトイレ床材の特徴と張替え費用の目安についてご紹介してきました。

ポイントを下の表にまとめましたので、ご参考にしてみてください。

  クッションフロア フローリング フロアタイル セラミック床材
費用目安
(材工一式)
2〜4万円 4〜6万円 4〜6万円 10万円〜
特徴 ・トイレ床材の「定番」
・水や汚れに強い
・費用が安く済む
・色や柄が豊富
・工事対応できる業者が多い
・木の素材感がいい
・廊下とトイレを連続した空間に演出できる
・水や尿汚れに強くないので、トイレ向けのフローリング材を選ぶこと
・高級感があり、耐久性にも優れる
・トイレ床材としては主流ではなく、採用されることは少ない
・公衆トイレにも使われる専用床材なので、防汚性・耐久性に優れる
・他の床材よりも費用がかかる。

ここまでご覧いただきましてありがとうございます。もしご興味がございましたら、以下のページもご覧ください。

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