食洗機で洗えないもの

食洗機は、使った食器や調理器具を自動で洗ってくれる便利な機械ですが、洗えないものがあります。このページでは、食洗機で洗えないものについて記述しています。

ショールームや販売店などの売り手は、手洗いと比べて、食洗機がいかに便利かをアピールしがちですが、実際に使ってみると、もちろん便利といえば便利なのですが、なんでも洗えるわけでもないので、そこまで万能な機械でもないように思います。

ちなみに使用している機種は、パナソニックのNP-P45X1P1という、2003年製のかなり古いビルトイン食洗機です。

以下に、食洗機で洗えない/洗わない方がよいもの(主なもの)を挙げてみました。

熱に弱いプラスチック(樹脂)製のもの

パナソニック、リンナイともに、「耐熱90℃以下の樹脂製の容器(耐熱表示のないものも含む)は洗えない」としています。

寒い季節に食器を手洗いするときに、お湯を使うことがありますが、お湯の温度は、だいたい35~40℃くらいです。食洗機のメリットの一つに、手洗いでは不可能な温度で洗浄・すすぎをし、油汚れを落としやすくする、ということがあります。

食洗機を標準コースで使うと、おおよそ60℃のお湯で食器を洗浄し、すすぎます。NP-P45X1P1 の場合、最後1回のすすぎは「加熱すすぎ」といって、70℃~80℃のお湯ですすぎます。プラスチック容器で、80℃前後の熱に耐えられず変形してしまうものは、食洗機で洗えません(洗わない方がいいです)。

「耐熱表示のないものも含む」とありますが、電子レンジで加熱しても変形しないものは、食洗機で洗ってしまっています。

ビルトイン食洗機の最新機種の中には、耐熱温度60℃~90℃のプラスチック容器を洗える機種もあります。例えば、パナソニックの食洗機「K7シリーズ」「M7シリーズ」「V7シリーズ」「R7シリーズ」「キッチン奥行60cm対応機(NP-45MC6T)」に、「節電コース」が設定されています。

標準コースよりも洗浄温度が低く設定されていて、余熱を利用して乾燥するので、食洗機の電気代を節約できます。食洗機の洗浄温度が低いので、耐熱温度60℃以上の容器でも洗えるということです。ただ、お湯の温度が低いので、標準コースよりも油汚れが落ちにくいというデメリットもあります。

ガラス製のもの

パナソニック、リンナイともに、「傷のついたガラス食器や、強化ガラス製のグラスなど、割れる可能性のある食器は洗えない」としています。ひびが入っていたり、丁寧に扱わないと手洗いでも割れてしまいそうな華奢なガラス食器・グラスは、食洗機では洗わない方がいいと思います。万が一、食洗機の中で粉々にくだけたり、割れたりすると、後始末が大変ですし、食洗機が故障して使えなくなる可能性もあります。

特に気を付けたいのが「強化ガラス」です。 パナソニックの最新ビルトイン食洗機の取扱説明書には、「強化ガラス製のものを入れない」という注意書きがあります。昔の食洗機の取扱説明書には、カットグラス・クリスタルグラスについては記載がありますが、強化ガラスについては記載がありません。どの時期に記載されたのかは不明ですが、わざわざ取扱説明書の目立つ箇所に記載されていることからも、注意するにこしたことはありません。Googleで「強化ガラス 爆発」「強化ガラス 割れる」などと検索すると、個人の方の体験談や、割れた強化ガラスの画像などが見れます。

迷うのが、強化ガラス製で、「食器洗い乾燥機対応」と記載されているグラスです。例えば、IKEAのグラスなんかがそうです。自宅にもあり、食洗機で洗うこともありますが、特に割れたことはありません。ただ、強化ガラス製のグラスを食洗機で洗って、万が一グラスが割れて、食洗機が壊れたとしても、食洗機のメーカーが無償対応してくれることは期待できません。自己責任で洗うしかありません。

銀・アルミ・銅・鉄製のもの

銀、アルミ、銅などの食器は、普通に使っていても変色することがあります。表面の変色は酸化が原因で、特に食洗機は高温のお湯と、専用洗剤で洗うので、酸化しやすくなり、変色するようです。

鉄製のフライパンやダッチオーブンなどもさびる可能性があります。

木製のもの

食洗機で洗った後に、高温乾燥させると、ひび割れや膨張の原因となります。

木製の箸を食洗機で洗っていますが、たしかに少しひび割れしています。実用上は問題がないのと、毎日のことなので箸を食洗機で洗う人は多いと思いますが、見た目を気にする方は手洗いした方がよいと思います。

漆塗り・金箔入りのもの

お椀や小皿、重箱などで、漆塗り・金箔入りの食器(食洗機対応の表示のないもの)は、漆や金箔がはがれる可能性があります。陶器で、表面の一番上に絵が描かれた上絵付けの食器なども同じです。

軽いもの

哺乳瓶のふたや、お弁当のシリコンカップ、プラスチックのスプーンなどの軽いものは、洗浄ノズルのスプレー噴射に飛ばされてしまい、洗浄している間、食洗機の中を動き回ってしまう可能性があります。運悪くヒーターに触れて、焦げてしまう恐れもあります。小物カゴに入れても軽ければ吹っ飛んでしまうので、もし食洗機で洗いたい場合は、小物カゴに入れた上で上からボウルなどをかぶせたり、密閉式の小物カゴを別に買う方法があります。

洗浄ノズルや小物カゴについては、『食洗機のしくみ』をご覧ください。

口が小さいもの

徳利のように口が極端に小さいものは、洗浄ノズルからの噴射スプレーが中に当たらずに、中の汚れが残ってしまう場合があります。

ちなみに、食洗機で洗えるものでも、食洗機のカゴへのセットの仕方や、汚れの残り具合によって、きれいに洗えずに汚れが残ってしまうことがあります。使い方次第で、汚れの落ち具合が変わります。

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