ウォシュレットのノズル汚れと掃除、そしてビッグベン

私は自宅でウォシュレット(細かいですが正確にはINAXのシャワートイレ)を使っていますが、ウォシュレットでお尻を洗う時に、洗浄の強さや設定温度は気にするものの、「洗浄水(お湯)がきれいなのか?」ということは普段気にもかけません。

一方で、オフィスやホテルなどのパブリックのトイレでは、ノズルの汚れが気になってしまい、99%ウォシュレットを使うことはありません。腹を下していたりして、便がゆるく、トイレットペーパーで拭いてもどうしてもきれいに拭けない時だけ、えいやっ!と我慢してウォシュレットを使う場合はありますが、気分のいいものではありません。公園や駅のトイレであれば、100%使いません。

なぜ自宅では毎回使うのに、外では使わないのだろう?と考えると、やはり「ウォシュレットのノズルは汚れるもの。自分や家族のならなんとか大丈夫だが、他人の汚れは絶対に嫌だ」という結論に至ります。

自宅にあるウォシュレットのノズルの汚れを見てみよう。

自宅にあるトイレとウォシュレットの使用年数ですが、中古で購入したマンションで、私が使い始めてからは6〜7年、築年数からおよそ15年ほど経過しています。袖リモコンには「おしり洗浄」「ビデ洗浄」「洗浄温度」「節電」と4つしかボタンがないので、シンプル機能の安い機種なのだと思います。自分で買った訳ではないので分かりませんが、おそらく、ノズルの樹脂も、安いものが使われているのでしょう。

普段はトイレ掃除をしないのですが、ある時、子どもがトイレを使った後に何気なく便座を開けてみたら、便座の裏が黄ばんでいてかなり汚れていました。うわーっ、きたないなぁ・・・と思いながら、トイレクイックルで拭こうとしたその時、ふとウォシュレットのノズルが出てくる部分に目が行きました。

(便座の裏がここまで汚れているのだから、ノズルも汚れているかも・・・。そういえば、ノズルを掃除したことって無かったな・・・。よくみると先端が茶色いんですが・・・。)

ビニールの手袋なども無かったので、汚いとは思いつつ、ノズルの先端のちょっとした突起をつかんで引っ張ってみると、ノズルとともに、こげ茶色の塊が姿を見せました。

ノズルにこびりついたビッグベンとのご対面です。

なぜ、ウォシュレットのノズルがビッグベンで汚れていたのか?

私も家族も、わざわざノズルを引き出して、ビッグベンをノズルにこすりつけるような酔狂な人間ではありません。すると、考えられる原因は一つです。

「ウォシュレットでお尻を洗っている時に、洗浄水とビッグベンが跳ね返ってノズルにかかり、少しずつ蓄積され、固まっていく」ということです。

「あなたが使っている15年前の古いウォシュレットとは違い、最新のウォシュレットはノズルに跳ね返らないように、ノズルや洗浄水が出る角度を緻密に計算して作られている」、と反論する人もいるかもしれません。ただ、本当にそうでしょうか?

私の会社のオフィスには、最新のウォシュレットが設置されていますが、時々誰かがウォシュレットを使った痕跡が残っていることがあります。自分が便座に座った時に、おしり後方部を中心にヒヤッとして、何だ?と思って振り向くと、ウォシュレットで洗った水が便座まわりに残っているのです。

この水はどう考えても、「ウォシュレット → おしり(肛門) → 便座」という経路を辿っています。便座にすら洗浄水が跳ね返っているのですから、ノズルに跳ね返っている可能性は、ほぼ100%ではないかと個人的に思っています。

「ノズルは汚い。汚れる。」という認識で、ウォシュレットと向き合う

ウォシュレットを使うと、おしり(肛門)から跳ね返った洗浄水やら、ビッグベンのかけらが、ノズルに少しずつかかり、汚れていく。この現実を受け入れた上で、私たちはウォシュレットと向き合っていく必要があります。

汚れることが前提となると、きれいを保つために、定期的に「掃除」をするのが一番です。

汚いノズルを掃除するのに必要なのは、テクニックや道具ではなく、覚悟。

ノズル掃除をする時に、掃除方法や掃除グッズを気にする人は多いかと思いますが、ここで一番重要なのは、ビッグベンが付着している可能性のあるノズルを手で掃除するという覚悟です。

最新のウォシュレットには、掃除がしやすいようにノズルが伸出した状態をキープしてくれる「ノズル掃除モード」のような便利な機能が搭載されている機種もあります(安い機種には搭載されていませんのでご注意)。また、使用前後にノズルを水道水で自動洗浄してくれる機種も多く、掃除の回数自体が、古いウォシュレットよりは少なくて済みます。

一方で、古いウォシュレットの場合、そんな便利な機能は付いていないことがほとんどです。ですので、ノズルを片手で引き出して、もう片方の手で雑巾やウェットペーパー、トイレクイックルなどでノズルを掃除することになります。

私は素手でやりますが、どうしても嫌な方は、100円ショップに売っている薄いビニールの使い捨て手袋を使うとよいと思います。ノズルは小さいので、厚手のビニール手袋だとノズルを伸出しにくいです。

ノズルを掃除する時は、水に濡らした雑巾で拭くのが基本です。プラスチック部分に洗剤を使うと、素材を傷めたり、傷や詰まりの原因となりますので、オススメしませんし、メーカーも取扱説明書の注意書きにそのように書いてます。そのまま流して捨てれるのがラクなので、私はトイレクイックルで掃除していますが、本来はトイレクイックルもメーカー推奨品ではありませんので、自己責任で使って下さい(取扱説明書に従わずに故障した場合は、保証期間でも無償メンテナンスが受けられませんので注意が必要です)。

ノズル掃除がラクになる最新ウォシュレットは?

ノズル掃除という点では一番オススメ!LIXIL・INAXのシャワートイレ

ノズル掃除は、LIXIL・INAXのシャワートイレが断トツでオススメです。シャワートイレのいい所は、長い間使ってノズルが汚れてしまった場合に、ノズル先端とノズルシャッターを取り外して、新品に交換することができます。LIXIL PARTS SHOPというLIXILの通販サイトで買えて、ノズル先端の部品1本で500円〜700円前後出せば、新品同様になりますので、これはお得だと思います。

もちろん、最新のシャワートイレであれば、使用前後に水道水でノズルを洗浄する「オートクリーニング」が搭載されています。

また、LIXIL・INAXのシャワートイレは、女性が使うビデ洗浄専用のノズルが必ず付いています。おしり洗浄とビデ洗浄のノズルが別なので、ビデ洗浄の時にノズルのビッグベンの付着を気にすることもないので、女性にとってはとても嬉しい配慮だと思います。

上位機種ならオススメのTOTOウォシュレット

TOTOウォシュレットの場合、最上位機種の「アプリコット」であれば、使用前に水道水で自動洗浄した後、使用後に、きれい除菌水というTOTOが独自に開発した除菌効果のある水でノズルを洗浄・除菌してくれます。また、ウォシュレットを長期間使用していない場合でも、8時間毎にきれい除菌水で自動洗浄・除菌してくれるので、少しノズル掃除をサボったとしても安心です。

ただ、注意点としては、TOTOウォシュレットはLIXILのようにノズルケースやノズル先端の交換ができません。また、「ウォシュレットS」「ウォシュレットSB」はきれい除菌水の機能が搭載されていないため、通常の水道水でのオートクリーニングのみとなります。

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